2025年11月7日金曜日

人権学習講座質問コーナー①

先日開催した人権学習講座のアンケートの中でいただいたご質問に福田先生にご回答いただきましたのでご紹介します🍀 ーーーーーーーーーーーーーーー <ご質問> 子どもがゼロか百かで、少しできていることをほめても「いや、できていない」と癇癪を起こします。どういう対応があるのか聞いてみたいです。 🌟福田先生のご回答 1. 【癇癪対応】「ファンタジーマネジメント」でモードを切り替える 癇癪を起こしているときに、論理的に話そうとしても逆効果になる場合があります。 そのため、 • モードを切り替える(例:外に出てみる、お風呂に誘う、動物のまねをする等) • 場所を変える(部屋を移動する、ベランダに出るなど) というように、子どもの心理的状態を一度リセットする手法が効果的です。 2. 【建設的なコミュニケーション】落ち着いた後に話す 癇癪が収まったあとで、 • どんなことで「できていない」と感じたのか • 「できたこと」に対して、どんな風に受け取りたかったのか を、子ども自身に語らせる時間を取ることが勧められています。 3. 【反復と継続】感情の扱い方を「繰り返し学ぶ」ことが大切 「できない」と思い込みやすい子どもは、自己肯定感が揺らぎやすいため、 • できたことを毎回丁寧に言葉で伝える • 繰り返し継続して声をかける(コップを満たすようなイメージで) ことが大切です。 一度で劇的に変わるのではなく、「じわじわ効いてくる」ものと捉えて、時間をかける姿勢が大切です。 4. 【「ヨイ出し」と成長マインドセット】できたことへの視点を育てる 本人が「できていない」と言い張る背景には、完璧主義的な傾向や、成長過程での“できなさ”への敏感さがあることも。 そのためには、 • 努力や工夫した部分を言語化して褒める • 「失敗は成長の一部だよ」と伝える といった、「成長マインドセット」を育てるアプローチも効果的です。 ーーーーーーーーーーーーーーー という回答をいただきました✨ ご質問者様だけでなく、皆さまにも参考になるお話ではないでしょうか😊 福田先生ありがとうございました🍀

 

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