2025年11月7日金曜日

人権学習講座質問コーナー②

先日開催した人権学習講座のアンケートの中でいただいたご質問に福田先生にご回答いただきましたのでご紹介します🍀

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<ご質問>
夫婦で教育方針が違う場合はどうしたら良いでしょうか?

🌟福田先生のご回答

1. 意見の違いは「価値観の違い」から生まれる
教育方針の違いは、実は「子どもにどうなってほしいか」という願いの表れです。
たとえば:
• 「厳しくしつけたい」→ 将来困らないようにしてあげたい
• 「優しく見守りたい」→ 自己肯定感を育てたい
というように、どちらも「子どもの幸せ」を願っている点では同じです。
まずは、「お互いの根っこにある願い」を言葉にして確認することが大切です。

2. 「正解探し」ではなく「共通項探し」をする
意見が食い違うと、ついどちらが正しいかを論じがちですが、
その前に「どこなら一致できるか」を探します。
例:
• 「宿題はやるべき」vs「やらなくていい」→ 「やる気がある時は応援しよう」
• 「スマホを制限したい」vs「信じて任せたい」→ 「まずルールを一緒に決めよう」
「共通の軸」を見つけることで、衝突より協力が生まれます。

3. 話す前に聴く
夫婦で話すときは、相手を説得するより「どうしてそう思うの?」を聴く姿勢を持つとスムーズです。
特に男性は「責任感からの発言」、女性は「共感からの発言」が多い傾向にあります。
「そう感じるんだね」「それも大事だね」と受け止める言葉を入れると、対話が柔らかくなります。

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という回答をいただきました✨
ご質問者様だけでなく、皆さまにも参考になるお話ではないでしょうか😊
福田先生ありがとうございました🍀

 

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